2015 冬ドラマ その3

最後です。デートとびったれ。

・デート
私の今期一位はこれかなー。登場人物みんなが愛しく、お腹よじれるほど笑えるシーンもあれば、泣けるシーンもあって、一筋縄ではいかない、でもちゃんと月9してるストーリー。主題歌も好きでよくお風呂で口ずさみました。ちょっとキーが高くてつらかったですけど。最終話、人並みに恋をしていたはずなのだけど、やはりその思いが「谷口さんの嫌いなところノート」にびっちり書かれていて鷲尾くんが完敗したシーンですっかり状況が変わってしまうところが圧巻でした。最後の、依子と巧が子ども時代に出会っていたシーン、蛇足っていう意見もありますが、依子がお守りにしている切符は巧のおかげで手元に残すことができたというのは、恋愛不適合者にだって運命とか縁っていうものがちゃんとあるっていう希望が感じられてよかったと思います。

泣いたシーン。依子がお父さんに「結婚はまだ先かも。一生しないかも。」的なことを言ったとき。静かにうなずくお父さん。依子さんのお父さんの期待に応えたいって気持ちはすごく強いんですよね。結納が終わったとき、幽霊お母さんがお父さんに「出してくれて、ありがとう」。お父さんにしか見えてない感じだったので、お父さんが出してるのかなというのは気づいていたけど、改めて夫婦そろって結納に参加できた、っていうのがよかったですね。
笑ったシーン。フラッシュモブのプロポーズ。ベルサイユのばらが植物カテゴリに。エグザイル熱唱するハセヒロさん。階段から二人転げ落ちたけど、胸や股間を確認して、「よし、大丈夫だ。入れ替わっていない」。他にもめっちゃたくさんありました。
ときめいたシーン。依子が河原でチョコを食べているところへ、本当は恋がしたいのだから鷲尾くんのところに行くようにいう巧。巧はどうするのか聞かれて、「俺はどうにでもなるさ」と視線をそらす顔にキュン。鷲尾くんとのデートで、ジャージを着てきた依子に対して「完璧だ」という鷲尾くん。このあと自分好みの素敵女子に変身させたいからそう言ったのか、依子さんらしい(おしゃれをしないところが依子さんだ)ってことなのかはわかりませんが、ジャージを着た女子を認めてくれるってところにきゅんとしました。

この鷲尾くんを演じるジャンプ中島くんがいろんな表情見せてくれて、コメディーシーンのセリフの間合いも上手くて、これは出世作の一つになりそうです。よわかてではそこまでうまいと思わなかったけど(ごめんー)、ここで半沢よりもいろんなことできるんだぞってところを世間に見せつけられたと思います。容姿面では顔も身長もスマートさも兼ね備え、さらに演技もできる子だなんて、最強です。


・びったれ
低予算ぽいのでB級感は否めませんでしたが、圭くんもかりんちゃんも、カンナさんもかわいらしくてよかったです。圭くんは3つの顔を持つ役ということで、しっかり者の司法書士、元ヤクザ、ちょっとドジなパパを演じていましたが、どれが好きって断然パパモードです。かりんちゃんが「パパ頑張ってー」と、たこさんウィンナーを作ってる圭くんに声をかけて、ピンクのエプロン姿の圭くんが振り返って「はーい」っていうカットがかわいすぎて保存しました。秋には映画化。たのしみです。


新しい朝ドラも始まったし、来週からはあまちゃんの再放送もはじまるし、春もドラマ充になりそうです。あいばくんのドラマもちょっと怖そうなお話だけど、脇役の方々がいい味出してくれそうなキャストさんばかりなので、はまれるドラマになるといいな。