検察側の罪人公開

去年から楽しみにしていたけど、あっという間に来てしまいました。もう9月でしょ、コンサート申し込んで相葉くんのドラマ見て運よくコンサート行けたらもう年末です。年末にはダイアリからブログへの移行作業をしようと思います。手軽に更新しにくいけど、今のところ私の居場所はここだけなので。
ネタバレしないけど閉じておきます。

いやーめっちゃ面白かったよ!こんなにみっちり2時間面白い映画は久しぶりに見たよ。展開が早くて無駄な瞬間が全くなくて、みんな早口だしついていくのが大変。日頃字幕でテレビ見てるからかなり集中しないと聞き逃しそうでした。ほっとできるシーンが少なくて、ちょっとでも明るくするために音楽が緊張を和らげる役割をしていたように思います。なるべくネタバレなしで行ったので、え、うわ、そんなことになるの、という驚きが何回かあって、これR指定入ってるのでは、と確認したくなるほどでした。1回で理解できないかも、って心配だったけど、大枠は分かってよかったです。
ただ、映画だと最上には感情移入できないし正論をぶつけてしまいそうになるので、原作を読んで、また映画を何回か観るとよさそう。私は最上や沖野の視点ではなくて橘の視点で見ていたことが多かったです。
にのちゃんはね、滑舌よく緩急のあるお芝居。うまく言えないんだけど、正解とか信念とか信頼とか、確かなものがあるはずなのに揺らいでいる微妙な心の動きが見え隠れしているのを感じました。吉高ちゃんとのシーンがかわいくて、そこが唯一ほっとできる場面だったかも。いや、あんなシーンがあるとは聞いてなかったけどな(笑)。

番宣も見ごたえのあるものが多くてうれしい限り。ぴったんこカンカン、スイッチインタビュー、木村くんのラジオも素敵でした。番宣を見てると木村くんっていい人なんだ、という気持ちがどんどん積み重ねられていきます。もしかしたら今まで木村くんの人となりに注目したことってなかったのかもしれない。
木村くん単独でインタビュー受けてるラジオのワードセンスとモノマネが面白かったのでメモ。
・セリフや歌でアレンジを加えることが多いのは「口パクじゃねーぞ」という意思を表現。
・目の前で本番の撮影をしているのに「たくちゃんキリン書いて」とか言ってる吉高だけど、完成した映像を見たら自分たちと同じラインに来ていてあれは「無賃乗車」みたいなもの。
・吉高さんは監督に「ねぇ〜監督〜、ここ私言えません〜」とか言って周りのスタッフに緊張が走ったのだが、監督は「あ、そう、じゃニノここ言って」と言って、ニノも「あ、はい」みたいになってた。吉高さんはそういう役割、あれでいいんだろう。
※ここはモノマネが面白かったのです。

にのちゃんが話す表現が伝わらない木村くんも面白い。「ヒリヒリ感」とか「ジャンル」とか「(機会や称賛をいただくことに対しての)有難い(にのちゃんがよく使うやつ)」とか。いつも嵐さんばかり見てるので、その表現で私も生活していて、ある種の洗脳を受けているのかもしれません。

ということで、素晴らしい映画&共演でした。ありがたい!