2015 冬ドラマ その1

終わったものから感想を書いていきます。まずは田中れなさん主演の二作品。


徒歩7分
ニートの田中れなが徒歩7分圏内の人たちとなんとなく触れ合ってなんとなく未来を見つける物語(という解釈であってるのかわからないけど)。3話目くらいまでは圭くんも出てこないし、物語の起伏はないし、出てくる人がみんな変わってて感情移入できないのだけど、だんだんこのおかしなペースに慣れてきて楽しめるようになりました。要領悪くてちょっと足りない主人公がかわいく思えてきたらこっちのもの。田中れなが自分の家のトイレに閉じ込められて(廊下に置いてたパイプいすが倒れてドアをふさぐというありそうでなさそうな状況)、防寒のために便座カバーをえりまきにしている姿がおかしくておかしくて。おばか。
圭くんが博多で買ってきた明太子がおいしそうで、つられて明太子ごはん食べました。


・美しき罠
これも田中れな主演でした。が、裏の主役は若村様でした。お話は昼ドラテイスト満載で登場人物全員が絡み合っていて、ドロドロ。それはそれで楽しめたし、若村様のふりきった奇行演技がすばらしかったです。お菓子作ろうとして小麦粉の袋をやぶいて粉まみれになったあげく、トレイに映った自分の顔をみて「美白?」って言うとか、田中れなに手みやげとして大量のケーキを持ってきて「わたしミルフィーユね」って指定するとか、けーいちさんは私の男だったのよ、って話をしながら、りかの入れてくれたお茶に「まぁまぁ美味しいわね」と上から目線挟んでくるとか(これアドリブだったらどうしよう)。最後に田中れな夫婦がもう一度やりなおすことを誓うシーンでシャボン玉とんでるなーと思ったら、若村様がシャボン玉吹いてるとか!あの美しいお顔でこれをやりきるていうのがすごいよなぁ。B級ながらも最後のシーンまで満足させてくれるドラマでした。


今週は最終回ラッシュ。今期は良作多かったのでさみしいです。