2015 春ドラマ(だいたい終わり)

まだ続いているものもありますが、大体終わったので感想を。月9についてはこの前書いたので、それ以外。

ロクヨン
春ドラマでどれが一等賞かと聞かれると、これですね。毎回NHKの土ドラをチェックしているわけではないけど、たまたま初回を見ることができてラッキー。毎回ものすごい緊迫感に飲み込まれるのだけど、苦しくなりながらも目が離せない、息を止めて見入ってしまいました。初回の誘拐事件の追体験、スーパーの駐車場でのブレーキとアクセルの衝突、「この車はロクヨンを追っている!」からの今回の事件の核心に迫っていく指揮車、ボタンが押しつぶされて番号が全く見えない古い公衆電話。ドラマでもかなり凝縮されてしまったみたいなので、映画はどこまでやるのかな。

・倫太郎
最終回の少し前がちょっと停滞気味かな、と思いましたが、無事完走。出演者全員の演技が素晴らしすぎる。あおいゆうちゃんは中の人物がスッと切り替わる瞬間が見えるような雰囲気を操り、最終的には統合された人格まで、3つの人格を演じていました。円様はいつだってうまいけど、今回は「あ〜こういう自分の私利私欲にかられて怒ったり優しくなったりする人いるいる!」って思わされました。研修医の一生くんもかわいかった〜。そして倫太郎先生の診察時の優しい口調に癒されました。こんないい声で優しく落ち着いた大人の方に慰められたら好きになっちゃうね。

・ア/イ/ム/ホ/ー/ム
結局田中圭くんのメイン回はありませんでした。しょんぼり。上/戸/彩との写真が出てきたときはついにきた!って思ったんだけどなぁ。でもキムタクさんと争うような場面(もっと家族を大事にしろよ、的な?)、二人の表情がすごくよかったです。キムタクさん、またこういう普通の役をやってほしいです。つよぽんとイメージ逆の役をやったらお互い意外とハマるんじゃないかなぁ。

・やめごく
1話で脱落しかけたけど、結局完走。しかも結構楽しめました。スペックの小ネタがやっぱり好きですね。紙袋もった瀬文さん風の人が通りがかって一瞬スペックのイントロが流れるとか、ポスターとか(喫煙所は地下/21.5階にあります(元/未/詳))、遊んでたなぁ。最終回では、縁日でお面を売っている露店が一瞬移るんだけど、そのお面の一つが裏でやってるア/イ/ム/ホ/ー/ムの仮面になっていました。両方見ててよかったー。
このドラマで株急上昇したのは勝地くんです。マエガミクネオの時は(私の中では)そこまでブレイクしなかったのだけど、お笑い要素もできるのにかっこよくてミステリアスってのが大変ハマりました。次はど/根/性/ガ/エ/ル/? 本命ドラマの一つなんで絶対見るー。

・不便な便利屋
岡田まさんの残念イケメンぶりが素晴らしくて、シュールな脚本でも完走!本当のことなのに「みんな僕に気を使って嘘をついているのでしょう。ありがたい。でも僕には嘘だってわかるんです。なぜなら僕は天才脚本家だから!」ていう勘違いのパターンが最高でした。エンケンさんは今期私が見ているだけでも3本のドラマに出演されていましたが、私の中でのあだ名はバツさんです。
ミスターが副音声してましたけど、それがいまいち面白くなくて、やっぱりどうでしょうのチームじゃないと難しいのかな、そうなるとウロボロスの面白さはやっぱりすごいんだ、と色々思ってしまったのでした。
でも最終回のエンドロール、脚本が竹山になっているのはいいといて、スタッフもキャストもオールキャストで五十音順で名前がスクロールされているのはよかったです。テナーのオープニング曲もスピッツのエンディング曲も好きでした。

・マザーゲーム
これを見て一番よかったことは、毎回スーパーフライの主題歌が聞けたことです。曲も歌詞も歌声も爽快で、お話がドロドロしてても問題なし。かんじやさんがかわいい恰好してて、あだちゆみさんはやっぱりきれいで、ハセキョーさんもちょっとおとぼけな感じで、ぼんやり見るにはいいドラマでした。

・あるじゃーのん
結局リアルタイムで最後までさらっと見ました。栗山さんがこれまでみんなで必死で研究してきた薬割っちゃうようなヒステリックなシーンが多くて、女はそんなんばっかりじゃないぞーといらいら。みつきちゃんもなんとなく無駄遣いのような? でもね、さいごまで対等なおともだちとして側にいてくれる窪田くんの演技力と、この世のものとは思えないやまぴーの美しさを堪能するドラマと思えば、全て納得です。サ/マ/ー/ヌ/ー/ドなんかより全然よかったよ、やまぴー。

・天/皇/の/料/理/番
先週から見始めたのですが、一話の中でもいろんなエピソードが意味を持って回収されていて、クオリティー高いです。時代ものはちょっと苦手なので、ここからでも十分満足です。

・朝ドラ
まれは脱落して、あまちゃん一択。潮/騒/のメモリーの登場、ミズタク、あまカフェ、太巻きさんからの電話、とどんどん出てくるたびに、こんなに展開早かったっけ、と驚きます。話が分かっている中で見る春子さんが初めて潮/騒/の/メ/モ/リ/ー歌うシーン、いろんな人の表情を見て、心中を察しました。劇中歌(BGM含めて)がどれも好きでいいイメージが思い起こされて、2013年の自分は幸せだったんだな、と確認したりもしています(聞いていた曲で当時の感情をかなり思い出されるタイプ)。


春から夏の改編期ってほとんど間がない感じ(春クール終わった次の週から夏クール始まる!みたいな)だったけど、ここ2,3年は少しは間がある気がします。なので前クールの積み残しなく次のドラマに入れるのですが、特別ドラマや特別歌番組が多くて結局テレビを見る量が減りはしないというテレビっ子です。
でも、デスノートは来週からです!窪田くん!!