何度でも咲き誇るように はじまりを描いてゆくよ(ブラスト その3)

ブラスト2日目。続き。これでおしまいです。長かった。ポイント絞ればいいのに、自分の見たもの聞いたもの感じたこと全てを残そうとするからこんなことになっちゃうんだよなぁ。
<5×10〜15>
18. monster
18.5.ダンス(Face Down
19. 誰も知らない
まずは大野さんの主題歌コーナー(っていう理解でいいんですよね)。メインステージで、黒×ゴールドのかっこいい衣装に、いつもの時計盤をバックにガシガシ踊ります。monsterの後ろで、現地ぽい上半身裸の男の人が火をもって力強く踊っているのと、上がビキニのおねーさんが車輪みたいなのをくるくる回していて(自転車のスポークの先それぞれに火がついてる感じ)、結構すごいことをやっているんだけど、カメラにもちらっと映っただけで、注目されなのがシュールでした。
誰も知らないあたりでセンステの方へ出てくるのだけど、そこで大野さんがアップになったとき、ライトの加減で、結構な量の雨が降っていることが、映画館組にもわかり、「あぁ〜」と落胆?の声が漏れました。さすが雨男。このあたりは演出としてはアリな感じでした。

20. p・a・r・a・d・o・x
始まった瞬間、私の会場が沸騰してしまってびっくりしました。この曲こんなに人気なんですねー。にのちゃんの腰つきとかにぎゃーぎゃー引き寄せられてて、去年あらしのみなさんが言っていた「まだまだキャーキャー言われたい」が実現されていました。若い子に喜ばれてよかったですねー(棒)。いや、雨にぬれてかっこよい感じではあったのですけどね。

21. your eyes
22. 迷宮ラブソング
23. troublemaker
24. ワイルド アット ハート
リフターに乗ってたのかな。もう雨が滝行みたいにすごく、申し訳ないけどちょっと笑えるくらいの豪雨です。メンバーの顔がアップになっても雨で見えづらいくらいです。ゆああいずの最後歌い切ったあと、迷宮のイントロで相葉さん「雨降っちゃったね〜〜〜!」ずっと言いたかったんだろうね。こんなに楽しい曲なのにずぶ濡れ。どっかで相葉さんスライディングしてました。迷宮の♪強く引くよ〜はスクリーン上はどちらも相葉さんでした。かっこよかった。トラメ、山のハートビートは遠すぎてなかったです。もうそんな余裕ないって感じかな。(大きな声では言えないけど、雨に濡れてにのちゃんの頭が。。じむしょの方、ケアしてあげてください。。)

25. guts!
最初の♪NANANA〜の行進で、はじっこの指さし相葉さんが振り返って、しょうさんとニコってするのが大変かわいかったです。クライマックスでこの曲。先行き明るいです。雨めーっちゃ降ってますけどね。

M:「最後に、皆さんにこの曲を贈ります。」

26. 感謝カンゲキ雨嵐
これ歌ってるときいつも雨降っているイメージです。ここまで天候を操ることができるなんてすごいです。マイクがしんじゃって、ぽんぽんって叩いているしょうさんがうつりました。何本死んじゃったのかなー。


<挨拶、アンコール>
上下、白のお衣装で登場。メインステに横並び。

S:「僕ら嵐は5人仲がいいと言われることが少なくありません。しかし、本当は寄り添って、支えあっていなければ、立っていられなかったのかもしれません。デビュー半年後のコンサートで、嵐のファンになって良かったと思えるような嵐になりたいと言いました。その生意気だった18歳の言葉の背中をずっと追い続けてきました。これからも15年終わり、明日から16年、その先も我々5人をよろしくお願いします」

O:「やっぱり10周年15周年節目には大雨なんですね、びっくりしました。ホテルのベランダで海をみて、15年振り返られました。15年前は不安でこの先どうなるかわからなかったけど、今はそのもやもやはありません。」

A:「個人的な話なのですが、2002年か3年のとき、ファンの人とハワイツアー行きましょう、という企画があったんです。でもその一週間前に肺が破れで、全治一ヶ月と言われました。驚異的な回復力で一緒には行ったんだけど、四人だけで踊ることもあって、それをお客さんと一緒に端で見てました。もう申し訳なくて、悔しくて、(後ろを向いて泣き出す。)でも、そのあと15年やってきて、昨日も(ステージに)たてました、今日もたてました、みんなより1ステージすくないんだけど、取り戻せた気がします。(涙がこみ上げてくると後ろを向くのでくるくるしてました。)これからも遠まわりしても止まらないように一歩一歩あるいていきたいです」

N:「素直なんでしょうな。2002年か3年って、俺だったら調べますよ。それでも、そんだけ思いいれがあって泣けるんだから、素直なんですよね。」
A:「もういいから!」
N:「自分の話になりますが、小っちゃいころ明日遠足だっていうとお腹が痛くなり、運動会だというと頭痛くなる子でした。そんな少年が中学でジャニーズ事務所に入って15年経つと、雨が降っても歌い続けていられるほどたくましい成人になりました。ハワイに来てくれたり、日本で見てくれていたり、自分のお家で成功を祈っているファンの皆さんのおかげです。
僕にとっては、今回旅行なんです。いまはスッカラカンになったけど、また来たいですね。お父さん、お母さん、たまにはいいじゃないですか。お父さんとお母さんはラブラブして、息子娘はコンサートきて。またみんなで、来れなかった人もいっしょに、旅行しましょう。今日はおいしいお酒が飲めそうです。」

近所のお兄ちゃんみたいなフランクさを持ってて、楽しいお酒が好きな人が私は大好き。

M:「みんなそれぞれタイミングは違ったかもしれないけど、コイツら面白そうだなって思ってくれて応援してくれたおかげで、15年があります。僕は、この4人でやれて最高に幸せでした。これからもよろしくお願いします」
4人を見ながらゆっくりと話すじゅんくんの挨拶がいちばん泣けてしまいました。

M:「では、この曲を皆さんに贈ります。」

27. season
イントロ流れた瞬間に体中の血が一気に循環しましたね。白い衣装の5人の後ろで、15年前から今までのオフィシャル&アンオフィシャル写真がスクロールしていきました。かわいい表情から、だんだんしっかりした青年になっていきました。見覚えのあるもの、ないもの、とにかくたくさん流れるの。最近のだと、去年のMステで披露されたニューヨークでのにのあい仲良し写真とか、LOVEオーラス前にみんなでラーメン屋に食べに行ったときの写真とか。もう胸がいっぱいです。あとでここの部分、Stillでもシチュエーションとしてはありだよな〜とも思ったけど、seasonを選んでくれて、私はうれしかったです。

28. bittersweet
さっきの各メンバーの主題歌特集になんでないのかしら、と思っていたけど、ここで出してきたのね。
2013年、2014年のシングルの中だと一番好きなので、盛り上がりましたね。でもうちの会場は、あいさつからここまで座っている人が多かったです。
この曲でメインステからバラバラになるとき、相葉ちゃんがにのちゃんの頭ポンポンってして二人がじゃれあってて、にのあい担当生きててよかった瞬間その2でした。はぁぁかわいい。

29. エナジーソング 〜絶好調超!!!!〜
これ、コンサートの定番になるのかなぁ〜。むむ。ここまで押されると、だんだん好きになってくるから不思議。
でも、「この5人とみんなが」、「必ず戻るから。ここ、ハ〜ワイ〜に」っていう歌詞はよかったなぁ。メンバー減少が下の子たちのいろんなグループで起こっている今、「この5人」っていうのがもう絶対的で、今後変わることなんてない、ていう強いメッセージに聞こえました。もう、この5人じゃなきゃ、あらしじゃない、ってみんな思ってるよね。永遠ってのがあるかわからないけど、少しでも長く、あらしでいてほしいです。

<エンディング>
30. a・ra・shi
サビをワンコーラス歌って、カラオケが流れながら、またステージ裏に戻っていく5人。ヘリコプターが準備できていて、ばたばたとプロペラが回っていて、風が吹いてます。カメラに向かって色々とやってくれる5人。裏に戻ったあたりで画面はモノクロになっていた気がします。しょうさんはチューしてくれたんだっけな、ちょっとびっくりした。その後ろで順番にヘリに乗っていくのだけど、相葉くんが天井に頭ぶつけて、痛て〜、ってなってて、もうね、最後までやってくれました。全員乗り込んでヘリは飛び立ち、5人のわちゃわちゃした様子にかぶせて、スタッフさんの名前や協力会社がエンドロールで流れます。某H立さんとかのロゴが大きくて、提供バックのメンバーの様子が見えないよ!ってこともありました。そのあと、会場の上をかすめてヘリは飛び去っていきました。そして、曲がスローになるタイミングで、ハワイのパイナップル畑?の中を通る一本道に座る15年前の5人がスクリーンに映し出されます。それが、同じ並びで同じ姿勢で、今の5人の写真にすーっと切り替わり「Big Love Thank you 嵐」の文字(大野さんの字かな?)が。このエンディングだけは、この写真に入り込んで余韻に浸れるので、映画館で見てよかったな〜、と思いました。しばらく立てなかったですもん。

この締め方、写真で終わるのもすごくいいし、アンコールを求める余地がない、つまり、これから何10台ものバスで帰る現地組のみなさんの帰り時間をきちんと確保できるし、時間の決まっているライブビューイングの上映時間を守れるし、現地の熱気に答えてアンコールをしてライブビューイング組が中継を途中で切られてしまうこともない、全員が不満なく最後まで楽しめる素敵なエンディングでした。


どのコンサートだって真剣に作ってくれていますが、今回のコンサートは本当に15年の集大成として、知恵と労力と国内外のたくさんの人の協力を得て、赤字になりながらも(噂によると)、何としてでも成功させたかった、その気持ちがすごく伝わる公演でした。観客一人一人の満足度(という言葉が適切ではないかもしれないけど)は平均すれば高かったと思し、少なくとも私にとっては今までで一番心を動かされたコンサートでした。家でお留守番していた方も多いと思いますが、あらしが、5人の中の誰かが好きな人が見たら、また一段とあらしのことが好きになれる、みんなが好きなあらしが詰め込まれたコンサートだと思います。ファン全員でDVD鑑賞会したいくらいです。

想いはあるのに書けば書くほど駄文にしかならないのでそろそろ終わりにします。
いつもこっちを見てくれている5人が大好きです、ありがとう。DVDが出たら擦り切れるまで見るよ。