いつかこの握手会を思い出してきっと

田中圭さんが3冊目の写真集を発売されまして、その記念のサイン本お渡し会&握手会に参加して参りました。1部2部とあったのだけど、2部に行ってきました。500人の限定イベントです。

当日は朝から緊張で何も食べれず。あらしさんの場合は遠くの席から見るコンサートでも吐きそうになるけれども(メンタル弱すぎ)、それともまた違う緊張感。本を渡してもらって握手するのだから、2秒くらいは話せるのかな、と思って、何を話そうか悩みながら会場に向かいました。集合場所に着くと、既に1部で受け取った写真集を受け取って話している人たちがたむろしてます。そっかー、2冊買って1部2部両方行く手があったかー、でも同じ本2冊もいらないし、と動揺を抑えます。周りは20歳前後の若者が多かったです。図書戦きっかけかな。子連れのお母さんとかもいて安心したけれども、いつもトークショーや舞台に来ている割と年配の方たちはいなかった印象です。待っている間、2回くらい圭くんが普通に通り過ぎていって、そのオーラだけで心臓に負担がかかりました。白シャツでキラキラしていて、背が高くて、お顔はあんまり見えなかったけど、くしゃっとした笑顔がかわいかったです。

さてさて、整理番号順に並んでいるうちに、いくつかあった話したいネタを一つにしぼりまして、自分の番も近づいてきます。10人くらい前から、どんな感じで進んでいるのか見えるのですが、なんだかお話している時間が長いような?スマホのストップウォッチで計測したところ、1人10秒、長くて20〜25秒くらい話している人もいます。スタッフさんも引き剥がすことなく、一緒に笑っていることも。これは私の想像していた流れ作業の秒殺握手会ではありません。一人一人の目を見てお話を聞いてくれて、にこにこ頷いて、たくさんお辞儀して、時には爆笑してくれて、何かをお願いした人にはそのリクエストに答えてくれています。なんて優しい圭くんとスタッフさん!(後でそこらの地下アイドルより神対応とツイートされてました)

で、荷物を預けて、あっという間に自分の番がやってきました。前に立つときに、圭くんの髪がほわほわしているのが見えて、あ、本物だ、って思いました。
私「こんにちは」
圭「こんにちは」
私「圭くんの作品の中で、子育てプレイが一番好きです」
圭「ありがとうございます」
私「ああいうワンシチュエーションドラマが好きなので、そういうドラマとか、あと演劇も見られるのを楽しみにしています」
圭「こちらこそ、ありがとうございます」
本を渡してもらって握手して終了。これだけです。8秒くらいです。白シャツ腕まくりの圭くんに「なーに?」って顔で見つめられた瞬間に頭が真っ白になって、もう決めてた1つのことしか言えなかった。他にも話すネタはあったのに、小牧の敬礼もしてもらいたかったのに、緊張で何も言えず、相手から積極的に話してくれることはないから、自分でその場を終了させてしまったのでした。自分の小心者ぶりが残念で今思い出しても泣けます。。でも、これが私の実力です。緊張に弱くトークが苦手で、練習したことだけしか言えない。かといって、かわいく泣いたりもできない。まぁ、仕方がないです。あと、お話ししているときの圭くんの表情を全く覚えていないので、たぶん顔を見ずに伏し目で呪文を唱えるようにお話ししていたのだと思います。ほんとにもったいなことよ。。


ちなみに私が見聞きした素敵な握手会体験はこんな感じです。
・小牧の敬礼やってくれる
 (これは何人かやってもらってるのを並んでるとき見えたからラッキー)
・セリフを言ってもらう。
 「子どもに見えなくて・・」とか、びったれの広島弁とか。
・「大好きです!」と告白。(これは絶対にむーりー)
・あだ名をつけてもらう。
・名前を呼んでもらう。
 私の前にいた3人組は、「後ろの子○○って名前なので、呼んであげて下さい」って伝えて、その子が号泣しながらやってきたら、「○○、○○!」って何回も名前を呼ばれておりました。
・「○○(名前)、がんばれ」って言ってもらう。
 こちらからも「頑張ってください」って言ったら「俺もがんばる」って返事が!聞くだけで、もだえる。
・「今年はファンイベントないんですか?」の問いかけに、上半身を傾けて「う〜ん(わからないの意)」
・子連れで子どものことをめちゃかまってくれるパパな姿。
・お手紙や手作りのプレゼントを本人に直接渡せる。(スタッフさんに預けようとしたら直接渡してくださいと指示された模様)

終わっても不完全燃焼感からなかなか帰れなくて、会場が本屋さんだったので、にのちゃんと山田くんが対談してる雑誌を読んで心を落ち着けました。にのちゃんの写真で安心感を得て、少しだけ復活。そのあと、帰りに話しかけてくれた人とお茶して(そのうちの一人がスマオタさんだった!炸裂するジャニトーク!)、かなりの疲労感を抱えて帰りました。そうそう、私の時、圭くんの手は柔らかくて冷たかったのだけど、後の順番の人だと温かかったそうです。はじめ寒かったけどだんだん温まっていったのかな。手が腫れてないとよいけれども、、ご本人もお疲れさまでした。ありがとうございました。お仕事とはいえ、8秒も私のためだけに時間を使ってくれて、幸せでした。

ということで、初めての俳優さんとの握手会が終わったのでした。翌日松坂とーりくんも同じようなイベントやってたみたいですが、引き剥がしのスタッフはいるものの、20秒くらいはお話できたみたいなので、アイドルのそれとは全く異なるものだと理解しました。よい勉強になりました。私には2秒くらいの触れたのかどうなのか分からない握手会の方がお似合いなのかもしれませんが、もし次の機会があるならば、もっと準備して練習して臨みたいです。圭くんはファン想いだから、またふれあいイベントがあるだろうしね。それまで、できるだけかわいらしくいたいものです。20歳には対抗できないけど、コンサートだって客席見えてるって聞くから、少しでも見苦しくない方がいいものね。
圭くんにはまた再来週舞台で会えるので、それまでアイドルとかドラマとか、もろもろ摂取しながら乗り切りたいと思います(必要な活力源が多すぎる)。