熊本のタビ その1

今日は熊本・天草に行きます。

鹿児島から熊本へは新幹線でわずか1時間です。九州新幹線素晴らしいです。社内アナウンスでは韓国語も流れており、本州よりもはるかに多い大陸からのお客様をお迎えしています。

さて、この日熊本では天草に渡りイルカウォッチングをする予定でしたが、高波のため翌日へ延期することになりました。この時のイルカウォッチングや天草に渡る船を運航している会社のお姉さんがとても優しく臨機応変に対応してくださり、いきなりの変更で戸惑っていましたが、落ち着いて調整することができました。

天草に渡る船は予定の次の便へと変更したため、熊本市内で過ごす時間ができました。新しくなった熊本駅でおみやげものを見たり、熊本城方面へ出かけて馬刺しを食べたり、と翌日の予定を前倒し。旅行では一食も無駄にしたくない(by翔さん)という精神のもと、馬刺しはお店を調べてランチを予約しておりました。生レバ、馬刺し、鉄板焼き、馬刺しの握り、と馬肉のオンパレード!生レバと鉄板焼きが特においしかったです。観光客がたくさん来るのでしょう、お店の方とも、いつから旅行しているんですか、イルカ見に行くんですか、イルカは賢いので人間が遊んでもらってるんですよ、みたいな観光トークをしました。

熊本駅から天草へは、まず電車で三角港まで向かいます。土日であれば観光列車が走っているのですが平日なので、市民の足的なめっちゃローカルなワンマンカーで行きます。日よけのカーテンつき。鹿児島の市内電車でもカーテンがついていたので、南の地方の日差しの強さを感じます。海沿いをずーっと走って、気づいたら山の中に入っていて、1時間くらいで三角駅に到着。そこから天草への船に乗ります。確かに風はとっても強いけど、天気がよくて海がきれいでテンションあがります。お迎えの船は10数人くらいしか乗れなさそうな小ぶりのクルーザー。しかももう一組のお客様を乗せたら定刻よりも5分以上前に出発してしまいました。電車との接続を確認して出る船だから予約なしで定刻に来る人なんていない、ってことなのかなぁ。
船はキラキラの波間をぐんぐん進んでいって、いくつかの橋をくぐって、島を目指します。天気の良い時に船に乗るのがかなり好きなので、ウキウキ写真をとっていると、すぐに到着しました。
港近くの宿にチェックイン。奮発して目の前が海のお部屋にしたので、しばしその景色を楽しみます。木をくりぬいて作られた露天風呂を楽しんだ後は、外を散歩しながら夕焼けの海を眺めました。海はいいなぁ。ずっとこうしていたい。天気がよくて本当によかったです。

日が暮れると、海は真っ暗で何にも見えなくなりました。なので、夕食です。昼間の馬刺しの影響で苦しかったのですが、海老の踊り食いとか、マツタケとか、土鍋ごはんとか、目いっぱい旅館の夕食を堪能しました。もう一回夜にお風呂に入るのだけど、やっぱり海は何にも見えなくて、これが自然なんだなぁ、と。
翌朝はこれまた豪華なビュッフェ。窓際の海が見えるテーブルについて、鯛茶漬けばくばく。朝ごはんはここが一番よかったなぁ、細かいメニューは覚えていないけど、とにかく気に入りました。