熊本のタビ その2

さて、昨日は白波がたっていた海も今日は穏やかそう、ということで、待ちに待ったイルカウォッチングです。

チェックアウトするときに今日の予定を聞かれたので答えると、ではそこまでお送りしますのね、と荷物を運んで車で送ってくださいました。ものすごく高級ホテルでもないのに、観光を生業としている人たちってこんなに気を遣ってくださるんですね。ありがたいことです。都会じゃありえないです。

くまもんの小さいクルーザーに乗って30分くらい沖へ出ます。すごく揺れるのだけど、体を船にまかせておけばあまり酔いません。途中、波がばちゃばちゃかかるので船内のお部屋に避難したのですが、濡れた私をみて、「よかおなごは水がかかるとたい」と博多弁のおばちゃんが声をかけてくれたのが、なんだかうれしかったです。

肝心のイルカさんたちは私たちをからかうように、出てきては逃げ、また現れて、を繰り返していましたが、思ったよりもしっかりたくさん見ることができました。でもカメラに収めるのは至難の業。まぁ野生なんだからこんなものでしょう。満足満足。
今年できたばかりのおしゃれお土産売り場&カフェレストランをさらっと見た後は、また来た船で戻ります。昨日よりも風は穏やかで、太陽も波もきらきらで、名残惜しく最後の船の時間を楽しみました。

このとき、船の出航が遅れたため、乗り継ぎの熊本市内への電車の発車時刻がかなりギリギリだったのですが、私たち乗客と一緒にクルーザーのお姉さんも一緒に駅まで走ってくれて、駅の車掌さんへと引き継ぎをしてくれました。天草の船の人たち、駅員さんたち、めっちゃ優しいです。

帰りの電車は海側だったので、おそらく海苔を作っているであろう有明の海を眺めながら、昨日土鍋ごはんをおにぎりにしてもらったものをお昼ご飯としていただきました。天草の島内観光は全くしませんでしたが、いいところでした。また何十年か後に行きたいです。


熊本市内に戻ってきて、さくさくっと王道の観光地を巡ります。
まずは市電に乗って熊本城。

何か所か門があってとても広いうえに天気がよすぎて暑い暑いと言いながら周りました。鹿児島から気づいてはいましたが、かなりの大陸からのお客様が多くて、外国に旅行に来た気分になりました。

次は水前寺公園

閉園間際で人がおらず、のんびりできました。猫がたくさんいましたが、あまりなついてはくれず。

かなりの駆け足で観光を終え、おやつにいきなり団子を買って新幹線で福岡へ向かいます。

つばめかっこいい!